経団連の発表ですが、95社平均の今年の夏のボーナスは92万7415円。
前年比3.74%増で、4年連続の増加で、リーマンショック前に近い水準だとのことです。
さすが大企業といった感じですね。
中小企業では、よくて給与1か月分、賞与の出ない会社も多いと思います。
支払の大変な賞与ですが、うまく使えば便利なものです。
私の顧問先では、月給の昇給は少ないが、決算が良ければ賞与を多めに払うという会社があります。
給与を昇給しますと、業績が悪化した場合でも減給というのはなかなか難しいものですが、賞与であれば、業績が悪い場合に不支給にしても、その旨就業規則に記載があれば違法にはなりません。
(もちろん就業規則に○月に○か月分賞与を支給する等となっているにも関わらず不支給にしますと賃金不払いになる可能性があるので注意が必要です)