厚生労働省が毎月勤労統計調査(H28年2月分結果速報)を発表しました。
実質賃金指数が前年同月比0.4%増となり、4カ月ぶりにプラスになりました。
以下結果の概要となります。
【調査結果のポイント】
(前年同月比でみて)
・現金給与総額は0.9%増
一般労働者は0.7%増、パートタイム労働者は1.3%増
・所定外労働時間は1.9%減
・常用雇用は1.9%増
1 賃金( 一人平均)
所定内給与は、前年同月比0.6%増の239,123円となった。
所定外給与は0.4%増加し、きまって支給する給与は0.6%増の258,664円となった。現金給与総額は、0.9%増の262,558円となった。
実質賃金は、0.4%増となった。
2 労働時間(一人平均)
総実労働時間は、前年同月比0.5%増の143.1時間となった。
このうち、所定外労働時間は、1.9%減の10.7時間となった。
製造業の所定外労働時間は、3.0%減となった。なお、季節調整値では、前月比2.8%減となった。
3 雇用
常用雇用は、前年同月比1.9%増となった。このうち、一般労働者は2.2%増となり、パートタイム労働者は1.5%増となった。
≪特別集計≫ 平成27年年末賞与(一人平均)
昨年11月から本年1月の「特別に支払われた給与」のうち賞与として支給された給与を特別集計すると、平成27年年末賞与は370,367円となり、平成26年年末賞与に比べ0.3%減となった。
参考